Chapter1:ルクセラの例(2004/4)〜線画・色塗り…の基本パターン

その1:何をどんな感じに描くか決めよう

描画画面になったら、デフォルト設定の鉛筆ツールでざっくりと何をどこに描くのか決めます。 (めんどくさがりなので色も黒のまま…。普通は人物ごとに色を変えたりなど、 もっともっと上級な描き方をするんかな。)

躊躇せず、思いっきり描きましょう。ちょ〜変な絵でOKです。 ほら、右の画像のカオもなんとなく変じゃないですか?…ってかカオ渋ッ。鼻変ッ。どことなく面長ッ。 …でもそんなこと気にしないで描きます。

また、今回は画像手前の人物(セラになる予定のもの)の服がわからないので、 ここでは細かい服の描写は行いません。

カオなんて、目がとこにある、鼻がどこにある、 どっち方面を向いている…などが、わかればいい感じです。

その2:その1で描いた超下絵に、もう少し細かく肉付けしていきます

その1で描いた下絵のレイヤーとは別にもう1枚レイヤーを作成します。
新しく作成したレイヤーを上、その1で描いた下絵のレイヤーを下、という配置にし、その1の下絵レイヤーの濃度を、10〜20%くらいに下げてやります。(レイヤーのアルファ値をいじるとこ。)
アプレット画面左上の、黒いグラデーションのかかったところをじってみましょう。アルファ値が変わるぞ。

下絵を参考に、新しく作ったレイヤーに、その1で描いたものよりもさらに詳しい線画を描き込んでいきます。

このときですが、なんとなく全体の色の構成も考えておくと無駄が省けます。今回の絵に関しては、全体的に暗めにする予定でしたので、場所によっては影になってしまい真っ黒になるかもしれません。そのようなところに線画情報を詳しく書いてもむなしいので、上手く色塗り段階を想定しながら、個所ごとに、
 > 詳しく線画を書き込むべきか?
 > なんとなく形がわかればいいだけか?
の、大きく2種類に書き分けていきます。

左図の赤で示してある個所ですが、今回影になる(っぽい)個所なので、あまり細かく考えないで線画を書きました。
どこからズボンなのか、どこが襟なのかは、考えなくてOKです。

逆に、あまり描きたくない個所は、のちのち無理やり影にしてしまうという手もよく使います。(弱い…。)

その3:本番用の線画を描きます

3枚目のレイヤーを作成します。これが本番線画用になります。
3枚目の本番線画用レイヤーはもちろん、一番上に持ってきてください。
また、その1で作ったレイヤーを不可視に(見えなくすることだよ)、その2で作った下絵レイヤーは、濃度を下げます。(やはり私は20〜10%にします。)

さて、私の場合はいつも、線画は水彩の一番細いやつ&黒、で描いています。芸が無いんですけれども。

ひたすら、その2で作った下絵レイヤーを参考に、本番用の線画を描いていきます。
このとき、その2の下絵よりもさらに細かく描画します。細かさは、好みと時間に依存します。

その4:色塗り1

見てのとおり、かなり進んで色塗ってますが、途中、プリントスクリーンしていないだけです。すいません。

色は基本的に、薄い色→濃い色の順で塗る、と聞きますが、これはアナログではありませんので、濃い色→薄い色でもOKです。
この辺は単純に水彩やただの筆、ぼかしツールなどを利用し、ひたすら塗っていく作業になります。

(ごく個人的な)ポイントとしては、

  • 影の部分と光のあたっている部分の色の濃さの差を大きくすると、メリハリが利く
  • どの色を使うにも、グレー系の各種カラーを使うと、全体的にシックな感じがする
  • 影の部分は、ブルーグレー系を使うと、なんとなくそれっぽい
  • 影をつけた部分、気分によっては光のあたる部分に、濃度を低くして、「ねらい目の光り色」を適当に入れていくと、なんかかっこいいかも(いわゆる照り返しみたいなやつ。でも、けして照り返しではなく、飾りの光りであることを忘れない。論理的に塗っていきませんので。)
ひたすら…ひたすら塗ろう。線画をはみ出してもいいから。
※目は一番最後に色を入れる癖があります。

その5:色塗り2

色塗り1の「照り返し〜ねらい目の色」を入れた状態が右図になります。見てのとおり、本当に適当に置いていきます。
塗りながら、光源とかも考えますが、考えているだけで画面に反映されていません。(意味ねー…。)好きなところに光が差していることにします。

また、お茶の場合、この辺から各所のハイライトのあたりなんかも入れていきます。

関係ない話ですけれども、多分ここまで描くのに数日かかっています。
というのは、実は1日にお絵かきに費やしている時間というのが約30分程度なので、一気に仕上げることがないので…PCつけっぱなしです。

よく、いつのまにかブラウザを閉じていたり、操作を誤ったりなどして、絵が死ぬこともあります。そのときはそれを運命だと思ってあきらめましょう。

その6:色塗り3

またスクリーンショット取り忘れて進んでおりますが…

 1)線画からはみ出している部分を消しゴムツールで消す
 2)線画レイヤーと色レイヤーを結合する
 3)下絵レイヤーたちを消そう(消さなくてもいいんだけどね)
 4)背景(何か1色に塗ってあるやつ)レイヤー作成

上記事項を行って、右図、となります。

私はまったく背景考えないで書く人です。ここではじめてどんな背景にしようか悩みます。
とりあえず、背景レイヤーをいろんな色で塗りつぶしてみて、どの色がしっくりくるか吟味します。今回は、絵のキャラクターにちょっと暗めの感じがあるので(ルクセラだし…)、まさか晴れの空じゃないだろう、ということで、夜もしくは神殿内の雰囲気、ということで紺色にしてみました。

その7:色塗り4

さらにスクリーンショット取り忘れて早回し。

背景を描きます。(←全然説明になってないし

加算とかいろいろレイヤーの乗せ方を変えてみたり、レイヤーをコピーして、それぞれ違う効果で乗せてみたりして、一番好みに仕上げます。参考までに、背景の各オブジェクト(?)の描き手順など書いてみました↓

  • 紺色の背景(別レイヤー)
    1.柱と思しきもの(単なる太い縦線)を、背景より多少濃い目の色で描きます。
    2.柱の間に星と思しきものを、明るめの様々な色で、鉛筆ツールで描きます。(筆ツールだとぼやけてしまうので、1px鉛筆ツールで点を打っていきます。)
    3.キャラクターが背景の濃さに負けて薄れてしまうので、背景の濃度を少し落としました。
  • 変なでかい円(別レイヤー)
    1.手書きで適当に模様を描きます。(このときは色はシアンで描きました。)
    2.レイヤーをコピーします。
    3.上のレイヤーは「加算」、下のレイヤーは「スクリーン」やら「オーバーレイ」やら…その辺で乗せます。
    4.上レイヤーを少し移動させ、下レイヤーとずらします。

基本的にPhotoshopの各種レイヤー効果を、半分手作業で行うイメージです。
(また、ここで線画レイヤーもいじったりしています。キャラクターの髪の毛を書き足したり、などなど。)

その8:仕上げのスパイス

最後に、光の効果を入れます。
このときは、キャラクターごとに色を変えて光りを入れました。(ルック:緑、セラ:青)

また、画面全体に、零れ落ちるような光も付け足しました。なんとなく画面全体が暗かったので、そんなときはハードライトなどで光りを入れてやると、ピカピカします。

いつも光を入れすぎてしまうので、ちょっと足りないかな〜的なところで終了します。
Fin...

完成図